ここ最近噂の「Amazon EC2」(厳密に言えばAmazonAWS内の一サービス)は、
クラウドサーバーを簡単に安価で構築できるというイノベーションです。
一般的にサーバーは、筐体丸ごと1台を所有もしくはレンタルする「専用サーバー」、
専用サーバー内に仮想専用サーバーを構築する「VPSサーバー」、
もしくは、専用サーバー内の領域とシステムをみんなでシェアする「共用サーバー」、
この三種類が一般的でした。
が、クラウド化が進む現在、
いち早くサーバーすらもクラウド化してしまったのがAmazonさんでした。
「サーバーをクラウド化???」
ちょっと分かりにくいかも知れませんが、
VPSを更に進化させる事で、CPUやメモリ、HDDスペースなどのリソースキャパシティや、
サーバーOSやデータベースなどの環境、ファイヤーウォールやロードバランサーなどの
サーバー周りに至るまで、全て状況に応じて比較的容易に変更が可能なのです!
これはサーバー管理を行った事のある方なら革新的だと分かるはず。
サーバーのリプレースや、物理的なアップグレード、負荷対策など、
頭痛の種を解消してくれるかも知れない、画期的な仕組みなのです。
しかし、「比較的容易」「かも知れない」と言うように、
それはあくまでも専門知識があればこそであり、サーバー専門知識があっても、
AmazonAWSの知識が無ければ、これらを扱う事はとても困難です。
最近ではようやくAmazonAWSに関する書籍もチラホラ発売されてきてますが、
まだまだわかりずらく、直観的なものは無く、素人の扱える代物ではありません。
という事で、まずはAmazonAWSに申し込み後、
AmazonEC2のセットアップとサーバーへのSSH接続までの流れを
動画にまとめてみましたので、参考にして頂ければと思います。